【新築一戸建て】リビングなどエリア・部屋別電気設計/配線、失敗/成功例~コンセント編 Part1

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電気配線

こんにちは、KMRRです。

前回は「電気設計/配線~コンセント 確認ポイントと失敗/成功例」を記事に
させて頂きました。

今回は、各部屋、エリアにおけるコンセント設計のポイントと失敗/成功例を
まとめてみました。
長くなりますので2回に分けさせて頂くこととし、今回は第1回です。

各部におけるコンセント配置/設計のポイントと失敗/成功例

玄関

私は、玄関はその場に留まることが少ないため、コンセントはあまり要らない
のでは?と思っていました。が先々のことまで良く考えてみると、コンセントが
あると便利かな~と思うことも出てきました。


掃除機用はその名の通り、お分かり頂けると思いますので説明は省略します。
通常通り床から30cmくらいの位置につけるか、屈まなくても抜き差し出来るように
床から100cmくらいの位置につけるか、などはお好みで。

詳しくはスイッチ編でご紹介しますが、ポーチライト用スイッチを設ける際に
Panasonicの「あけたらコンセント」を設置してみるのも良いでしょう。
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土間収納があるお宅などは、シューズドライヤーや他のヒーター用などに
コンセントを1つ設けておくと便利かもです。


照明用としては、主に2パターンがあるでしょうか。


床に置いて使用するフロアスタンド


以前ご紹介した後付け間接照明

これは壁のセンサーライトでコンセントに行く電気をON/OFF制御
出来ます。よって、ほぼ建築照明と同じように使用できるというわけです。

後に自由度を保てるような設計をしていくと安心ですよね~。

ホール

ホールも留まることが少なく通路なのでコンセントは不要かな、と
思いがちですが、、、

など、コンセントがあると便利な使い方が出来そうなアイテムがあります。


掃除機用は玄関で書いた通りです。ホールも照明のスイッチスペースで
収まる「あけたらコンセント」が使えそうですね。



停電時に重宝する非常灯用としてもコンセントがあると便利ですね。
ちなみに上記商品は人感・明るさ・振動検知と3つセンサーが内蔵されており、
且つ懐中電灯としても使えるので1台4役をこなします^^


上項玄関のところでスルーしましたが、ホールは無線LAN中継器用としても
無視できない場所です。間取りによりますが、階段付近にホールがある
ケースが多いと思います。

コンセント挿しタイプの無線LAN中継器とはコンセントに挿すだけで
無線LAN、Wi-Fiの利用可能範囲を広げるという代物です。

こんな感じのモノです。

バッファロー、エレコム、プラネックスあたりが製品をリリースしています。

洗面所・ユーティリティ

一条工務店ismartの場合、標準の洗面ドレッサーに付属するコンセントで
必要にして十分かな、と思います。

洗面所では

  • ドライヤー/ヘアアイロンなど
  • 電動歯ブラシ充電用
  • 髭剃り充電用
  • その他○○充電用
  • 掃除機(コード付きタイプ、掃除時使用)
  • コードレス掃除機充電用
  • 洗濯機
  • ヒーター/扇風機
  • エアコン
  • その他家電用

などの用途としてコンセントが必要になる可能性があります。

消費電力が大きく注意が必要なものはドライヤーくらいですかね。
我が家では、朝ドライヤーとヘアアイロンを併用することが多いのですが、
幸いヘアアイロンの消費電力が200~300Wと低めなので助かっています。

ドライヤーは、温風+強風設定にすると消費電力が上がるので
注意が必要ですよね。

女性が多いお宅は、朝の忙しい時にドライヤーを併用することも十分
あり得ると思います。(順番待ちは避けたいですよね。。。)

こんな時のことを想定し、複数のドライヤーを使っても
ブレーカーが落ちないように、
分電盤からの
配線は独立した配線設計にしておくと良い
と思います。

エアコン洗濯機は指示せずとも独立した配線をしてくれると思いますが、
念のため確認にしておくと安心です。

なお、ismartの方は標準のリュクスドレッサーに充実装備されていますので
通常の使い方であれば特に不満はないかと思います。

トイレ

最近のトイレは電気を必要とする機器が多いと思いますので、トイレ本体用に
コンセントは必須ですよね。一条工務店の場合は何も指定せずともトイレ用に
付けてくれますので、トイレ本体以外の用途を考えてみましょう。

  • スマホ/タブレット充電用
  • 掃除機
  • アロマディフューザー
  • 非常灯

等でしょうかね。
アロマはなくても芳香剤で十分って方も多いかと思います。

私はトイレに長居しないタイプなので無縁ですが、皆様のブログを
拝見していると、スマホ充電したい、という方は結構いらっしゃる
ようですね。

テレビ周辺

ここはテレビ周辺機器は、ブルーレイレコーダー、外付けHDD用、外部アンプ、
などと挙げていくとキリがないので(笑)ユニークなアイテムやあると便利!
というケースに絞って挙げていきます。


間接照明用のコンセントですが、あるとこんな風に使えます。

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我が家も準備しましたが、TV裏のコンセントのうち、2個口のコンセントを
スイッチでON/OFF出来るように配線しています。


カムコーダー/デジカメ電源用、これは意外と忘れがちですが重宝します。
お子様がいらっしゃったり、大人数が集まる時などはデジカメ、ビデオ、PCの
映像をTVで流す機会もあるでしょう。
このような時にTV周辺で電源を確保出来ていると安心ですね。


AVシステム全体の必要電力試算と壁内にLANやHDMI配線ルート確保
これはコンセントの話だけではないのですが、、、
現在はTVを壁掛けにされる方が多いと思います。

壁に直付けではなくテレビボードに掛ける方は特に気にしなくても良いのですが、
壁に直付けする場合、ローボードやその他TV用周辺機器を収納している場所から
TVまでは物理的に配線をする必要があります。
HDMIケーブル他、音声/映像の信号ラインの配線は必須ですよね。

DSC_0325
これは我が家のTVですが、実は初公開画像です(誰も気に留めないと思いますが、笑)
これはテストしているだけですので、最終的にはもう少しきれいに仕上げますよ~。
TV裏のコンセントとローボード裏のコンセントは、内部で繋がるように
してあります。
また、HDMIなどのケーブルを容易に通せるように約50mmくらいの穴を
開けてもらっています。

壁内にこれらケーブルを通せるように、予め配線計画をしておかないと
ケーブルがTVからダラッと垂れ下がるような感じになってしまって
見た目が宜しくありません。
実用上問題はありませんのでお気にされない方はスルーでお願いします(^^)

最も、テレビを置く場所を固定するということを前提としていますので
テレビを置く位置が変わりそうな方は、壁に穴をあけておくことはできませんね。

さらには、マルチメディアコンセント(TV用アンテナ線)を複数設置して
おかないといけないかも知れません。

後からシアター導入をされる方やAVアンプを入れる予定のある方は
消費電力が気になりますので予め試算しておくと安心ですね。

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リビング

リビングは生活において最も滞在時間が長い部屋、という方もいると思います。
また、年月が経つにつれてニーズが変化しやすいエリアでもありますよね。

例えば我が家の場合、いまは子供が小さいので広々使うためにリビングには
ソファーやテーブルを置いていません。

あと5年もすればソファーを置けるようになってきます。
こうなると、ソファーに座った状態でスマホの充電が出来たら良いな~
というニーズが出てくるはずです。

部屋の模様替えもあるでしょう。

多様なニーズに対応するには、やはり色々な場所にたくさん設置しておく
と良いのでしょうね。

リビングで必要となる用途は、こちらも様々ですので我が家のケースで挙げて
いきますと


掃除機、スマホ充電、おもちゃなどは説明不要と思いますのでスルーしますね。

加湿器/空気清浄機ですが、我が家は若干失敗気味です(苦笑)

空気清浄機を置くことは想定しながら電気設計をしているのですが、実際に住んでみると
「こっちに置いた方が良い」というポイントが間取りを眺めていた頃と異なることが
しばしばあります。

設置する「可能性がある」個所にはコンセントを設置しておくと万全です。
↑などということは分かっていても仕分け作業の中でなかなか難しいんですけどね(^^;


間接照明ですが、これはまさに現在の私の悩みの種です。

現在、オーダー家具業者を利用してカーテンボックスを作ろうと思っています。
ここに

2015-8-17_17-46-39_No-00
(出典:http://kdes.web.fc2.com/work.html様)

こんな感じで間接照明を設置すれば建築照明風にDIY出来るのですが、、、
肝心なコンセントがありません。。。orz
新築時にここまで考えていませんでした。

電動ハニカムがリリースされることを予想されたさすけさんが窓の上部に
コンセントを設けられており、これは新築段階で知っていたのですが、、、

電池式の照明を採用すれば配線は不要ですが、電池交換が面倒ですよね。
また、リモコンでON/OFFするしかなくなる(部屋の壁スイッチでON/OFF出来ない)ため
利便性が悪くそのうち使わなくなってしまいそうです。

幸いにも我が家の場合はTV裏に1つだけスイッチ制御が可能なコンセントを設けたので、
ここから配線を延長すればリビングの出窓に限り、カーテンボックス+間接照明の
仕込みが出来そうです。
目立たないようにモールを使って配線を延長するしかないでしょうかね。

ご予算のある方は新築後にDIYをするよりも建築照明のほうが絶対綺麗に、
スマートに完成しますので、設計士さんにご相談されてみると良いと思います。

DIYをご希望の方は、、、私は人柱になる覚悟があるので(笑)気長にDIYを
お待ちください~(^^)/


クリスマスツリーは電飾とセットになっているケースが多いので、
コンセントがある場所に置くことになりますよね。

なので、ある程度自由度が増すように、、、この辺りも考えておくと良いかと思います。
(電池式の電飾を使うという手もありますので、必須ということではなさそうですけどね)

お雛様などを飾る時も気になりますが、以前のように大きな雛壇を飾る
お宅も減ってきていると聞きます。
我が家も小さいお雛様を買いましたが、この菊灯はLEDで電池式でしたので
コンセントが無くても不便はありません(^^)

Part1の終わりに

以上でPart1を終わります。
次回、納戸/ウォークインクローゼット/収納、ダイニング、キッチン、階段、
情報コンセント、居室(子供部屋、書斎など)、屋外などについて、まとめた
「電気設計/配線 エリア・部屋別 失敗/成功例 ~コンセント編Part2」へ続きます。

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