こんにちは、KMRRです。
前回に続いて各部屋、エリアにおけるコンセント設計のポイントと
失敗/成功例をまとめてみました。今回は第2回です。
今回は以下のエリア/部屋ごとにコンセント設計の注意点を洗い出しました。
早速いきましょう。
納戸/ウォークインクローゼット/収納
納戸やWIC、収納内は意外と忘れがちなエリアではないでしょうか?
コンセントがあると便利だったりするものもあると思い、
考えてみました。
お掃除ロボットの充電用です。
先日ご紹介した記事にも書かせて頂きましたが、お宅によっては納戸、WIC、
収納内にお掃除ロボットのベースステーションを設けているかと思います。
来客時などには見せたくない、という方もいますよね。
電気配線設計をする時点で、購入するお掃除ロボットの機種が決まって
いないというケースもあると思いますが、概ね床面から20~30cmの高さに
コンセントを設置しておけば問題ありません。
また、プラグではなくACアダプタになるケースも多いため、コンセントは
3口ではなく2口のほうが無難かも知れません。
ACアダプタだと場所をとるので3口コンセントだと1口使えなくなる
ケースが多いと思います。(スぺシアさんからもTwitterでご指摘頂きました!)
コードレス掃除機の充電用コンセントです。
我が家はこれを目的として、階段下収納内にコンセントを設けています。
コンセントの高さは収納方法に因りますかね。
収納内に棚を設置して、そこに充電器をセットする場合は、使いやすい
高さにコンセントがあるとスマートです。
収納内の照明用です。
電池式のライトでも十分なケースもありますので、必須ではないと思います。
我が家の場合、同じく階段下収納内に照明を設けませんでした。
後で収納内にDIYで棚を作ろうと計画しており、その際に収納に照明を
組み込もうと考えました。
この電源としてコンセントを使います。
除湿機用です。
これはWICを想定していますが、納戸に設置するケースもあるかも知れませんね。
一条工務店のような高気密高断熱住宅ではあまり関係無いかも知れませんが、
気密性が優れていないお宅の場合、洋服を収納するWICに除湿機を設置したい、
というケースが考えられます。
WIC内にコンセントがあれば、扉を閉めた状態で除湿機を運転することが
出来るので便利ですよね。
掃除機用です。
ここでは一般的なコード付き掃除機を想定しています。
収納内を掃除するときに重宝することは勿論のこと、間取りの都合で
コード長が足りなくなった、などの際にも意外と便利かもしれません。
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